子供の時は自殺なんてバカだなぁなんて思っていましたが、まさか私が死にたいと考えるようになるなんて思いませんでした。
けど、考えれば考えるほど自殺が効率的、建設的に思えてくるんですよね。
だって、生きてて何か良いことあるんでしょうか。
社会不適合者の私は、きっとこれから先生きている間、何十年もやっぱり自分なんてと苦しみながら生きていかないといけないと思うんです。
めちゃくちゃ苦しいじゃ無いですか。
よくわかんない不安感に襲われ、寝ることもできず、無気力で何も生み出さない毎日にさらに自己嫌悪に陥る毎日。
それでも朝はやってきて、ベッドから起き上がれずにお昼を過ぎ、毎日子供はギャーギャー喚いてます。
あ、この子も社会不適合者かも、自分のせいかも、親の姿を見て育つっていうし、奥さんにばかり負担をかけて何やってんだろう。
なんでこんな自分が、結婚できて子供まで産んでるんだろう。
「結婚して子供もいるなんて幸せじゃ無いか」という人もいるかもしれません。
でも、人のペースに合わせたり、コミュニケーションをとったりが苦痛な自分にとっては、まだ一人で何も気にせず生きてた方がましだったんじゃ無いかなんて思えるんです。
今日はそんな私が社会復帰を諦めてなぜか生きている、ちょっと生きたいと思えた、その経緯や気持ちを書いて、同じ気持ちの人が少しでも元気になれば良いなと思います。
なんで死にたいけど死にたくないのか
死にたい理由自体はさっき書いた通りです。
人のペースに合わせられない、人の気持ちが分からない、自分のしたいように生きたらお金とか詰む、でもやっぱり社会の中で生きていくのが辛くて仕方ない。
どのみち詰んでんじゃん。
簡単にまとめるとこんな感じでしょう。
そう思ったのだから仕方ない。
そんなの大丈夫とか、怠けてるだけじゃないかとか、もうちょっと頑張ってみようとかうるせえ!って感じです。
人それぞれストレスに思うことは違うわけで、どんな話を聞こうがそれはテメェの話だろ、俺はそれでも苦しいんだって話。
でも死にたくないんですよね。
正確には死ぬのが怖い、死ぬ勇気がないだけだと思います。
どんなに詰んでいようが、やっぱり死ぬのは怖いし勇気がいる。
私の場合は奥さんも子供もいるってのもあるかもしれませんね。良く捉えればラッキー、悪く捉えれば居なければ早く楽になれるのに。
これが私の死にたい理由と死にたくない理由。
とくに特別なことなんて何もなくて、元気な人が見たらそんなことかよってことなんでしょうけど。
社会復帰を諦めたら
こんな自分なので、もちろん社会でうまく生きていくことなんてできませんでした。
会社に行くのも苦痛、家に帰っても地獄、眠れず動く気にもなれず、体調は悪化するばかり、休めば1日ベッドで何もせず、会社からも奥さんからも呆れられて行くことにさらに悩む。
唯一の救いは奥さんと妹が気持ちを理解しようとしてくれたこと、病院を勧めてくれたことでしょうか。
ただ、今でこそ感謝していますが当時はうるせぇ、お前たちも俺を病気だと思ってるのか、俺のは病気じゃなくて性格の問題だから意味ねぇぞって感じでした。
さすがクソ人間です。
そのあと、なんやかんやあって、どうしようもないので会社を辞めました。
そこからさらに少しだけもがいたのですが、結局社会復帰も辞めました。
そしたら気持ち良いのなんの。
自分のペースで起きて、自分のやりたいことをして、誰からも咎められない、意外とお金の心配も無い。
ずーーーーーーーと、社会から離脱したらお金が無くて死ぬと思っていました。
死にたいのに「お金がなかったら死ぬやんけ」と思うのもおかしな話ですが、私は死にたいけど死にたくないのが本音なので、動けなかったんです。
ところが、仕事を辞めても意外とお金って大丈夫なんですね。
お金はどうしたの
まず外に出ないのでお金も出ない。
必要なのは家賃と食費と光熱費だけ。
一番大きいのが家賃ですが、田舎に住めば安くて広いおうちに住めます。子供が居なければ引っ越せばいいでしょう。
子供がいるので私は引っ越せませんでしたが、失業保険やら辞める月の給料やら有給とかでしばらくは持ちます。
奥さんもちょうど育休から明けて、最低限のお金は確保できました。
そこで私は家で家事をしながら、フリーランス・個人事業主として、自分の家・自分のペースでできる仕事をはじめました。
時間は自分の動ける時、誰ともコミュニケーションを取らなくていいし、簡単な仕事もあります。
最初こそ経験も実績もなくあまり稼げませんでしたが、3ヶ月もすれば少しは慣れます。
半年もすれば働いていた時と同じくらいは稼げるようになりました。
そしたら面白いんですよね。やりたいことが出てきたのです。
やりたいことができた理由
まぁフリーランスで意外と生活できると言っても、決して安定した道ではありませんし、手当とかも考えると正社員の方が美味しいです。
当たり前ではありますが、やっぱりちゃんと苦労している人の方が多くの人は稼げます。
でも、会社や社会に属さなくても、スタンドプレーで生きて行く社会復帰もあると知れたことは大きかったです。
以前は、会社に属してないと死ぬという凝り固まった頭でしたから。
そしたら、新しくお金を生む手段を考えるようになりました。
こうやったらお金が手に入るんじゃない?これは稼げそうとか。
起業でもするんでしょうかw特にそんな意識はありません。
人と関わるのは面倒ですし。
最低限の稼ぎはあるわけですし、ゆっくり、少しずつ、自分のキャッシュフローを増やしていって、いつかは雇われフリーランスからも脱出したい。
そしたら、それこそ本当の自由でお金も心配なくなる。
それを目指すこと自体が楽しくて、いつからか自分のやりたいことになっていました。
なんで考え方が変わったの
結論、病院に行きました。
もちろん精神的な方で、薬物やらカウンセリングとかそういうやつです。
正確には病院が自分に合わず、オンラインのカウンセリングが最後うまく行ったって感じでしょうか。
先ほど「なんやかんやあって」仕事辞めて、社会復帰を諦めたってところの話です。
病院なんて意味ないよと思っていましたが、追い詰められ、藁にもすがる思いで、それでも動けず妹に強制的に連れて行かれました。
早く行っとけば良かったです。
特に適応障害であるという診断結果や薬は効果が感じられませんでしたが、カウンセリングは惰性で続けていると効果がありました。
それでも続けられなかった、辛い時にすぐ受けられなかったので、最終的にオンラインになったという感じですが。
そこら辺の詳しい話は〇〇にまとめています。
受けてどう思ったのかだけ簡単に書くと、「意外と人生なんとかなるよ」「別の道もあるよ」って感じですかね。
言葉にすると簡単ですが、本当にそう納得(腹にストーンと落ちる)できるのは、人に話を思う存分聞いてもらうってのが大事だと思いました。
もう死ぬしかない、死にたいけど死にたくないと思っている人は、試しに3回くらい同じカウンセラーを受けてみてください。
合わなかったらまたその時考えましょう。
できるだけいろんな道があることをこのブログで書いて行きたいと思っているので、どれかの記事があなたにあっていれば良いなと思いますし。
そんなに気張らず、どうせクソなら時間つぶしに色々試してみるかぐらいで色んな可能性を探ってみましょう。
まとめ
死にたい理由は人それぞれ。
死にたいけど死にたくないのも、死ぬのが怖いのも本当の気持ち。
病院とかカウンセリングとか意外と合ってるかもだし、受けてみては。
行くのが辛ければ、今はネットでカウンセリングも受けられるよ。
意外と会社辞めても生きていけるし、お金もなんとかなるから、まずは誰かに話を聞いてもらって、心を休める方を優先するのも良いよ。
って話。